SpeedFace-V5L[QR]
SpeedFace-V5L[QR][TI]は、従来よりグローバル展開しているSpeedFace-V5Lシリーズの新製品として、新たにQRコード読み取りを可能にした製品を発売いたします。昨年来からのコロナ禍の影響もあり、顔認証による体温検知・マスク検知ニーズに対応する製品は、飲食店、百貨店・スーパー等をはじめとする各施設への導入が急拡大しました。引き続き、コロナ感染拡大対策を進める中、体温検知による感染拡大だけでなく、人と人が接触せずに受付業務ができることや、“待ち”ができることで密な空間を作らないようにする現場オペレーションを具体化するための方法を提案して欲しいとのご要望を多くいただいてまいりました。そのようなコロナ禍における現場の課題解決に向けて、QRコード決済が普及・拡大する中、QRコードを利用することへの親和性にフォーカスし、この度、QRコード読み取り機能を新しく追加した、ハイブリッド生体認証型非接触検温ターミナルの開発・発売に至りました。
特に、ホテル・旅館・民泊等の宿泊施設におけるチェックイン・チェックアウトの受付業務や、コワーキングスペースやシェアオフィスにおける受付業務や利用者の管理用途として、人と人の接触頻度軽減による感染拡大防止と、受付業務の省力化によるオペレーションコスト削減に貢献する製品です。
ホテル等宿泊施設における運用イメージ
【SpeedFace-V5L[QR][TI]製品概要】
―主な機能―
・QRスキャン:QRコード、/PDF417/データマトリックス/MicroPDF417/Aztec
・ZKBiosecurityモバイルアプリを使用した動的QRコード
・認証方式:QR、顔、掌(掌の形・指紋・静脈)、パスワード
・マスク検出
・検温検出:約0.1秒
・検温測定精度:±0.3℃ ※80cmの距離、25℃環境でテスト
・検温測定距離:30〜120cm
・温度測定範囲:20℃~50℃
・印刷攻撃対応(レーザー、カラー、白黒写真)、ビデオ攻撃、3Dマスク攻撃に対するなりすまし防止
―主な仕様―
・画面サイズ:5インチ(タッチパネル)
・顔認証登録数:6,000
・掌登録数:3,000
・CPU:900MHzデュアルコアCPU
・メモリ:RAM1GB/フラッシュメモリ8GB
・通信:TCP/IP、RS-485、Wiegand入力・出力、wi-fi(オプション)
・動作温度:16℃~35℃
・電源:12V3A
・大きさ:92.0×262.0×23.5(mm)